この日は衣装を着ての通し稽古も行われました。
衣装を着ると、なんだか本当に物語の登場人物になったみたい。
「満月をみおろすあなたの笑顔が満月のように。」では場面が現代、過去と動くので、衣装も変わります。先日のポスター用写真撮影時にはおろしたてのじんべいだったのですが、時代背景に合わせて衣装も汚しの作業が施されました。
貧しい暮らしの人々はどんな着物を着ていただろうか?きっと汚れて、破れていて、破けてもそれを直して着ていたのではないでしょうか。
そのため衣装は紅茶や玉ねぎの皮の煮汁で染めたり、墨やドーランという化粧品で汚したり、わざと破いたりあて布をしたりしています。
大ホールの客席からはなかなか細かな部分まで見ることができないかもしれませんが、キャストが着ている衣装にも注目してみて下さい。
もちろん、制作ボランティアの傑作、龍にも注目ですよ~!!!!